「母数」より「率」を上げる導線。

どーも!とーるです!
「どうやって再生数を伸ばすか」
「どうやってフォロワーを増やすか」
SNSをやっていると、つい、ここばかり考えてしまいますよね。
でも本当に考えたいのは、その先です。
「どうやって、人間関係や購買行動につなげるか」
今回は、僕の2023年の数字を使って、この話をしてみます。
伝えたいことは2つあるんですが、何が言いたいのかは、全体を通して考えてみてください。
僕は、再生数をほとんど見ていません
先に正直に言っておきます。
僕は、リーチ数もフォロワー数も、保存数も再生数も、そんなに意識していません。
なので、そこを増やすための施策や、伸ばすための投稿も、まったく参考にしていません。
これ、まじです。
一番重要視しているのは、ひとつだけ。
「フォローされてから、どう購買行動につなげるか」
インスタに参入した2021年ころから、ずっとこれです。
2023年の、実際の数字
当時の流れは、いまと同じです。
インスタ → LINE → 動画視聴
LINEをリリースしてから1か月で、友だち追加は14名でした。
そのときのフォロワー数は、100ちょっと。
たしか150くらいだったと思います。
だいたい、フォロワーの10%です。
ここは、だいたいこのくらいになります。
フォロワーに対して10%の友だち追加があれば、「興味をもってもらって、誘導する」ところまでの数字としては、ベースラインです。
※フォロワーが多くなるほど、なんとなくフォローしている人も増えるので、この割合は下がっていきます。
そして、そこから4名の方が、個別相談に申し込んで、そのまま成約になりました。
友だち追加から見ると、だいたい30%です。
「少ないのにすごい!」と言われるんですけど
この数字を話すと、よく驚かれます。
「フォロワーが少ないのに、すごい!」と。
でも、数字を大きくしてみると、こうなります。
フォロワー1,000人 → 友だち追加100名 → 成約30名
SNSからLINEへの流れとしては、だいたい平均的なラインなんですよね。
母数が少ないから、すごく見える。でも、率でいうと「普通」なんです。
ちょっと残念なお知らせでした。
母数を増やすか、率を上げるか
自慢をしたいわけじゃないです。
これが、
- フォロワーを増やすことを目的にしているか
- 再生回数を目的にしているか
- フォロワーを、どう顧客につなげるかを目的にしているか
の違いです。
僕がよく言う、「母数を増やすか」「率を上げるか」の、典型的な違いですね。
この考え方そのものは、#99で詳しく書きました。
ただ、どっちが正解、という話ではありません。
僕が、母数を増やすのが苦手なだけです。
リールを頑張って作って再生数を伸ばすよりも、こっちのほうが、僕には相性がいい。
それだけの話です。
もうひとつ。当時、何を入れていたか
これはまた別の話になります。
当時のLINEは、友だち追加のあとに、3本の動画を見ていく作りにしていました。
いわゆる、エバーグリーンのローンチです。
構成の話をすると、もっと長くなるので、それはまた別の機会にします。
(エバーグリーンそのものについては、#9で書いています。)
ここで見てほしいのは、時期です。
2022年〜2023年のインスタといえば、「無料大量特典!」が、いちばん盛んだった時代です。
そんな中で、僕が動画で話していたのは、「診断ファネルのすすめ」でした。

動画のタイトルにある「アセスメント・ローンチ」というのが、診断ファネルのことです。

そう。
いま、いろんな方が導入しはじめている、あの「診断ファネル」です。
ハーディング——みんなが走る方向は、正しく見える
行動経済学に、ハーディング(群集行動)という考え方があります。
みんなが同じ方向へ動いていると、人は「たぶん、そっちが正解なんだろう」と感じて、ついていきたくなる、というものです。
自分で確かめたわけではなくても、「みんながやっている」ことが、そのまま正しさの証拠に見えてしまうんですよね。
当時の「無料大量特典」は、まさにこれでした。
みんなが特典を山盛りにしているから、自分も山盛りにする。
山盛りにしないと、損をする気がする。
でも、みんなが同じことをしている場所では、比べられるのは「量」だけになります。
特典の数で勝負すると、もっと多く積める人には勝てません。
逆に言えば、みんながやっていない場所には、比べる相手がいないんです。
一度、考えてみてください
最後に、今回伝えたかった2つをまとめておきます。
ひとつめは、「みんながやっていないからこそ、やる勇気」。
みんなが走っている方向は、正しく見えます。でも、そこは一番混んでいる場所でもあります。
ふたつめは、「率を上げることの大事さ」。
フォロワーが少なくても、つなぎ方を整えれば、ちゃんとお客さんは生まれます。
しかもそれは、特別にすごいことではなく、「普通」の数字です。
いま、あなたが追いかけているのは、母数ですか。それとも、率ですか。
一度、考えてみてください。
とーる|猫好きの行動経済アナリスト







