【前編】フォロワーを増やすな。
どーもとーるです!
いきなりですが、告白します。
僕は、フォロワーを増やす方法を知りません。
伸びる投稿の作り方も知らないし、学ぼうとも思っていません。
「え、SNSでビジネスしてるのに?」 「それでやっていけるの?」 と思いましたよね。
でもね、やっていけてるんです。
僕のインスタのフォロワーは、お世辞にも「多い」とは言えません。
でも、インスタ経由だけで顧客リストは20名以上。
売上は7桁いくときあります。
「え、じゃあそれ言えばいいじゃん。『月商7桁達成!』とかさ。」 と思うかもしれません。
実績を出していきましょう!
その方が人きますよ!
とも言われます。
でも、それをわざわざ自分で言う必要、ありますか?
「月商7桁達成!」と叫んだところで、それに釣られてやってくる人は、結果的に僕とは合わない。
「稼げる方法を知りたい」人と、「本質的にビジネスを育てたい」人は、そもそも求めているものが違うんです。
僕が数字を振りかざさないのは、見栄や謙虚さじゃなくて、「それを言った瞬間に、来てほしくない人が集まる」とわかっているからです。
今回は、この話をもう少し深掘りします。
あなたが今やっている「インスタマーケティング」の正体と、フォロワーが多い人ほど陥っている"ある現実"について。
そもそも「インスタマーケティング」の正体を知っていますか
世の中で言われている「インスタマーケティング」とは、結局なにをやっているのか。
答えはシンプル。
「母数勝負」 です。
「1,000人にリーチすれば、そのうちの〇人は興味を持ってくれるよね。」 「10,000人に届ければ、〇人は買ってくれるよね。」 これ、構造的に言えば“マスマーケティング”に近いんです。
テレビCMや新聞広告と、やっていることの本質は変わらない。
そして、マスマーケティングの世界で勝てるのは誰か。
“資金を持っている人。
知名度がある人。
元々のスペックが高い人。
” インスタに置き換えれば、リールの撮影・編集スキル、映える世界観、容姿、すでにある影響力。
「そんな舞台では、結局広告費を出せる企業が、勝っちゃいます!」 ↑個人や中小企業は、マスマーケティングで勝てなくなる。
「けど、今は個人で認知もとれ無料でできる時代!それがSNS!」 ↑SNSビジネス開拓時代 「けど、結局スペック勝負になってる・・・・」 ↑流行った結果、企業や資金、スペック持ちもSNS参戦 でな感じです。
結局、「持っている人」がさらに加速する世界なんです。
そこに「持たざる者」がスキルも資金もなく飛び込んで、同じ土俵で「フォロワー増やしましょう!」とやる。
それ、勝ち目のないゲームに自分から参加しにいっているようなものですよ。
実はそんな この“マスマーケティングの戦場”に対抗するために登場したのが、 個人でも戦えると称されたネットビジネスの基本の型である 『 ダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM) 』なんです。
集客・教育・販売 ってやつです。
本来のDRMは、
- 広告費がなくても
- 個人でも
- 小さなビジネスでも
- “人の行動心理”を使って成果を出せる そんな “逆転のための武器” として広まったはずでした。
でも現実はどうか 「え?私もDRM学んでます。教育も受けてます。集客もやってます。 でもうまくいきません……」 そう感じている人が多いのは、 ほとんどの人が “DRMを学んでいるつもりで、実はマスマーケティングをやっている” から。
マスマーケティングの本質は、 “大量に見せて、大量に刷り込んで、欲しい人が勝手に買う” という構造です。
だから購買プロセスはとてもシンプル。
マスマーケティングの購買プロセス
①認知(知ってもらう) ②好感形成(好きになってもらう) ③購買(欲しい人が買う) テレビCMを思い浮かべると分かりやすいです。
TVCMの世界ではこう動きます。
①まず 大量の人に認知させる ②何度も見せて 好感を形成する ③そのうち 欲しい人が自分で買いに行く 企業はこの「認知 → 好感 → 購買」を成立させるために、 莫大な広告費を投じている。
では、この構造をあなたがやっているSNS戦略に当てはめてみてください。
SNS投稿は、 “無料で打てるTVCM” として扱われている。
だから多くの人が無意識に ①投稿という“無料広告”で 認知を広げる ②バズやストーリーズなどで共感で 好感を形成する ③募集を行い、そのうち欲しい人が買ってくれるはず つまり、 SNSでやっていることのほとんどが、マスマーケティングのコピー。
SNSで成果が出ない人の多くは、 ①フォロワーを増やす ②リーチを伸ばす ③バズらせる ④共感を集める ⑤好感を得る これらを「集客」だと思っている。
でもこれは全部、 “マスを取りに行く” マスマーケティングの思想。
だから、個人や中小企業が勝てないのは当然 マスマーケティングは本来、 広告費、 露出量、 ブランド力、 資金力、 人材、 制作力。
こういう “資本やスペックの戦い” で勝敗が決まる。
SNSが無料になったとはいえ、
- 結局は企業も参入し、
- 広告費も投下し、
- 制作チームも入り、
- インフルエンサーも起用し、
- 再び“資本ゲーム”に戻っている。
だから個人が勝てないのは当然。
「認知を広げる」 ではなく「 行動を起こさせる」 ための戦略。
しかし現実は、 “DRMを学んでいるつもりで、マスマーケティングをやっている人” が圧倒的に多い。
だから成果が出ない。
つまり、 DRMの本質とは真逆のことを教えられている。
もしくは、 DRMの概念そのものが間違って伝わっている。
だから成果が出ないのは当然なんです。
フォロワーが多い人ほど「顧客比率」が壊滅している現実
ここからは、もっとリアルな話をします。
僕のところに相談に来る人。
「フォロワーが少なくて困ってます」という人、ほとんどいません。
逆なんです。
“僕よりも何十倍、何百倍とフォロワーが多い人”ばかり が来る。
そして、その人たちの共通点はこれです。
「フォロワー数と、顧客の数がまるで見合っていない」 たとえば、1万人のフォロワーがいる。
でも、実際にお金を払ってくれた顧客は20人。
20人。
この数字だけを見ると、「まあそんなものかな」と思うかもしれません。
でも、ちょっと計算してみてください。
20人 ÷ 10,000人 = 0.002% フォロワーのうち、たった0.002%しか顧客になっていない。
99.998%は「ただ見ているだけの人」です。
“ ちょっと大きな駅の前で、10000人に声かければ、なんとなくこれくらい買ってくれそうじゃないですか?
”って数字です。
じゃあ、この人がもし「顧客を100人にしたい」と思ったら?
フェルミ推定で単純計算すると、 50,000フォロワーが必要 になります。
今の 5倍 です。
今まで1万人を集めるのにかけてきた労力、時間、メンタル。
その5倍をこれからやるんですか?
しかもその間、1万人のフォロワーの中の「濃い20人」へのケアは後回しになる。
バケツの底に穴が開いたまま、ひたすら水を注ぎ続ける。
これ、ビジネスじゃなくて“なんかの修行”です。
その「フォロワー数」、実績ですか?
承認欲求ですか?
ここまで読んで、ちょっとドキッとした人もいるかもしれません。
でも、日本のSNS起業を思い出してみてください。
「フォロワー1万人達成!」 「リール再生数10万回!」 「たった3ヶ月で1000フォロワー増えた方法!」 まだ、これをやってるんです。
フォロワー数を「実績」として掲げている人に、僕はこう問いかけたい。
「その1万人のフォロワーのうち、何人があなたの商品を買ってくれましたか?」 「その10万回再生のリールから、何件の問い合わせが来ましたか?」 たぶん、答えられない。
答えられない数字を「実績」と呼ぶのは、ビジネスではなく、ただの承認欲求の充足です。
僕が「フォロワーを増やす勉強」をしない理由、少しは伝わったでしょうか。
フォロワーが増えることと、あなたの商品が売れることの間には、直接的な因果関係がない。
少なくとも、僕の戦略においてはそうです。
じゃあ、フォロワーが少なくても売れる人は何をやっているのか。
海外ではもう「常識」になりつつある、ある考え方があります。
次回、そこを深掘りします。
長くなるので、見る見ないはあなたの自由です。
厳しい言い方すれば、あなたが見なくても、 僕は悩まないし、明日もいつも通り楽しくゲームもできます。
けど、「真実を知りたい!」という人は次回コラムをぜひ見に来てください。
追伸: 今回のコラムを読んで「じゃあどうすればいいの?」と思った方。
その問いを持てている時点で、正しい方向を向いています。
次回は、海外で急速に広がる「Anti-Audience Building」という逆常識と、「少ないフォロワーで売れる人」が実際にやっていることをお伝えします。
とーる|行動経済アナリスト
