SNS集客マネーゲームとAI収益化マネーゲームの共通点
どーも!
とーるです。
今回も前回、前々回の続きです!
➔#27:インスタ集客マネーゲームの崩壊 ➔#28:“便利さ”が生んだ新たな幻想
変わったのは“ツール名”だけ
たぶん、見たことあると思います。
「インスタで稼ぐ!」って投稿がタイムラインを埋め尽くしていた1、2年前。
そして今は、「AIで収益化!」というフレーズが、まるでコピーしたかのように並んでいます。
SNSがAIに変わっただけで、構造はまったく同じ。
“新しいツールを神格化して、それを使えること自体を価値にする” ──このパターン。
本来ツールって「目的を達成するための手段」じゃないですか。
でもマネーゲームの世界では、いつの間にか“ツールを使うこと自体”が目的になる。
SNSもAIも、名前だけ変わって中身はほぼコピペなんですよね。
※ この内容は「AIで収益化!➔顧客にも同じような感じで、AI収益化講座を開かせるのループ」という一部の構造のサービス形態の場合です。
中にはちゃんと「AIの活用法」を教えている講座もあります。
共通点①:知識の転売構造
SNSの時代もAIの時代も、酷いのがこの構造です。
「SNSで稼ぐ方法を教えます!」 「AIで収益化する方法を教えます!」 といっておきながら、実際に教えるのは「そのやり方を人に教える方法」。
つまり、“ノウハウを教えるノウハウ”を売るわけです。
SNSの時は「発信を教える人」になり、AIの時は「AI活用を教える人」になる。
違うのは“題材”だけで、ビジネスモデルの骨格は完全に同じ。
新しいツールを見つけるたびに、リブートして稼ぐ──そういう構造です。
共通点②:成功体験のコピー量産
マネーゲームで次に起こるのが、“成功体験のコピー大会”です。
SNSの頃は「このテンプレを使えば売れる!」。
AIの頃は「このプロンプトを使えば収益化できる!」。
結局どちらも、“考えなくても成果が出るように見せる”だけ。
でも全員がそのテンプレを使い出した瞬間、差別化が消えて終わります。
結果、努力した人ほど報われなくなる市場になる。
これ、もう“構造的バブル”ですよね。
共通点③:目的のすり替え
SNSもAIも、“目的のすり替え”がめちゃくちゃ多い。
本来の目的は「価値を届ける」「お客様を喜ばせる」なのに、 いつの間にか「フォロワーを増やす」「AIを使いこなす」ことが目的になる。
届けることが目的なのに、“見せること”が目的になっていく。
そして焦って誇張した発信をしたり、無理に高額化したり。
SNSの時代にもAIの時代にも、短期的な熱狂の裏側で人が疲弊していくのは、たいていこの構造です。
共通点④:再現性のない再現
どちらのマネーゲームでも「再現性があります!」がキーワード。
でも正確に言えば、“一部の人だけに”再現性があるんです。
最初に始めた人、早く参入した人。
その人たちの成功は、環境・タイミング・アルゴリズムが噛み合った“初期特典”みたいなもの。
その後に入ってきた人たちが同じことをしても、もう市場の反応は変わっている。
それでも「再現性がある!」と言い続けるのは、次の受講者を集めるため。
つまり、 “再現性という言葉”だけが再現されている わけです。
共通点⑤:倫理なき仕組み
SNSマネーゲームもAIマネーゲームも、共通して“倫理の抜け落ち”が起きやすいです。
SNSのときは「どう見せるか」、AIのときは「どう自動化するか」。
どちらも“効率化”に偏りすぎて、肝心の「誰に何を届けるか」が置き去りになります。
結果、短期的には儲かるけど、信頼が積み上がらない。
これはもう“収益”じゃなくて“交換”なんですよね。
そして、交換で回るビジネスは必ずどこかで止まる。
「ツールが進化しても、構造は変わらない」
SNSが出たときも「時代が変わる!」って言われました。
AIが出たときも「革命だ!」って言われました。
でも、どっちも構造は同じ。
“ツールを使うこと”を目的にした瞬間、それはもうマネーゲームの入口です。
本当に大事なのは、「ツールを使うこと」じゃなくて、ツールを通して何を届けるか。
SNSもAIも、それ自体は悪くない。
むしろ使い方次第で大きな力になります。
でも、その前提に“基礎”と“倫理”がないと、また同じブームを繰り返すだけ。
SNS集客マネーゲームとAIマネーゲームの違いは、名前だけ でも、“構造”を理解していれば、もう次のブームに惑わされることはありません。
使うツールじゃなくて、“届ける想い”を設計しましょう!
──それが、本当に“続く人”の条件です。
とーる
とーる|行動経済アナリスト
