僕がコンビニで、ふと思ったこと
どーも!
とーるです。
今回は「ふと」コンビニで思ったことを書いていこうと思います。
くだらない発想なんですが、、、 コンビニのレジ横で、ふと思ったんです。
「もし今、お菓子をねだっているこの 小学生に100万円の札束を渡したらどうなる だろう?」 答えは簡単。
彼は全力で「遊び」に使います。
ゲーム機、課金アイテム、山のようなスナック菓子。
数日後、手元に残るのは遊び飽きたソフトと、空になったお菓子の袋だけ。
100万円はきれいに消滅し、ただの「ゴミ」に変わります。
なぜか?
彼が悪い子だからじゃありません。
「お金を増やす方法」を知らず、「消費する方法(遊びたいという願望)」しか知らないからです。
子供にとってお金は、欲しいものを手に入れるための「魔法のチケット」でしかない。
だから使えば減る。
当たり前の話ですよね。
で、ここからが面白い話。
人間、体が大きくなっても中身はこの「小学生」のままのことがよくあります。
例えば、大学に入った途端にネットワークビジネス(マルチ商法)が流行ったりしますよね?
あれ、なんでか分かります?
彼らがバカだからじゃないんです。
「大人になりたい」「自分でお金を稼いでみたい」という、大人への憧れと願望が爆発するタイミングだからです。
でも、中身はまだ子供。
「お金=欲しいものを手に入れるチケット」だと思っている。
だから、「楽して稼げる」「キラキラした仲間」という“商品”を買わされて、結局はお金を吸い取られて終わる。
やってることは、コンビニでおまけ付きのお菓子を買ってる小学生と、構造的には全く同じなんです。
「ウン十万円の講座受けました!」に対する正直な感想
大人になってもこの構造は変わりません。
昨今の起業界隈にいると、よく聞きませんか?
「経営スクールに100万円投資しました!」 「30万円の起業講座を受けました!」 正直、僕はそれを聞くたびに思います。
「すげーな!」って。
いや、これは皮肉半分、本音半分です。
何がすごいって、「講座の内容」じゃなくて、「そんな大金を出せる財力」がすごい。
ぶっちゃけた話をしましょう。
僕はこれまで、いわゆる「高額起業塾」とか「〇〇マスター講座」みたいなものを、一度も買ったことがありません。
というか、買えませんでした。
僕のスペックを聞いたら、たぶん引きますよ。
サラリーマン時代、誰でもわかるくらいの「超ブラック企業」で勤務していました。
家に帰るのは2,3日に1度だけ。
シャワーを浴びるために帰ります。
深い眠りにつかないように寝 るときはソファー。
深夜になろうが朝になろうがずっとオフィスでパソコン仕事です。
寝るというより「落ちる」感じで、気づけば寝てたりします。
そして夜中に目が覚め、動いた衝動でセキュリティが反応して、警備会社から「あなた誰ですか」って電話がかかってくる。
まぁ、ついにやめることを決断してなんとかやめることができたんですが 会社の借金を背負わされ、その影響でクレジットカードすら作れない状態。
「自己投資でリボ払い!」なんてキラキラした世界とは無縁。
こっちは日々の生活費すらカツカツで、なけなしの現金だけで生きていたんです。
だから、僕にとっての「教材」は、そこらへんの本屋で売ってる1000円くらいのビジネス書だけでした。
それをひたすら買っては読み、買っては読み。
おしゃれな本棚に飾る余裕もないから、読んだ本は部屋の床に平積み。
地震が来たら本で圧死するんじゃないかという部屋で、地味に知識を蓄えていました。
年の「助走期間」と、遅すぎたスタート
そんな生活を続けていたので、僕が念願の起業を果たせたのは、30代後半になってからです。
大学ではビジネス学科、その前も経済学の授業があるような情報過程の専門学校でした。
大学を卒業してから約20年。
長かったですよ。
ずっと起業に憧れて、でも金がなくて、ひたすら1000円の本を読み漁り、現場で経営の実務経験を積むしかなかった。
でも、今にして思えば、この「買えなかった期間」が最強の武器になりました。
世の中の起業初心者は、お金を手にした瞬間、それを「装備品」に使いたがります。
「形から入る」ってやつです。
でも僕は、クレジットカードの審査に落ちるような男でした。
初期費用なんてかけようがない。
僕にあったのは、 「借金のせいで身についた、金を使わずにどうにかする知恵」 「床に積まれた本から得た、20年分の知識」 「現場で泥水をすすって覚えた経営経験」 これだけでした。
お金はない。
でも、脳みその中だけは、そこらの高額塾生よりも肥えている自信はあった。
最強の「強くてニューゲーム」状態です(所持金はゼロですが)。
なけなしの5万円をどう使ったか
やっと起業できたとき、僕が用意できた資金は、コツコツ貯めた現金5万円だけでした。
100万円も持っていたら、気が大きくなって失敗していたかもしれません。
でも5万円しかなかったから、絶対に失敗できなかった。
ここで「子供のお金の使い方」と「大人のお金の使い方」の違いが出ます。
子供(消費脳): 5万円あったら、ちょっといい服を買うか、飲みに行って終わり。
大人(投資脳): 5万円を使って、 5万1円以上にする方法 を考える。
僕が買ったのは、
- スマホ用の安物三脚
- Amazonで買ったピンマイク
- ホワイトボードがあるレンタルスペース代
- 自宅でも収録できるように壁に貼るタイプのホワイトボード 以上です。
見た目は地味です。
映えません。
でも、その三脚とマイクを使って撮影した講座動画から、28万円の商品が売れました。
中身さえしっかりとしていれば満足度は十分です。
※当時流していた動画の画像をこのコラム最後に添付しますね。
ここで、多くの人は勘違いします。
「28万円儲かった! やった! 行きたかった〇〇に旅行にいこう!」 違います。
それはまだ「消費」です。
僕はその28万円を握りしめて、やっと次のステップに進みました。
- プロンプターを買い、
- 撮影用のライトを買い、
- そして動画編集ができるスペックの中古PC を買いました。
さらに、もっと専門的な知識を得るために、また本を大量に買い込みました。
こうして、 5万円 → 28万円 → 機材と知識(資産) → さらなる売上…… というループを作り上げたんです。
お金が減る人の共通点
行動経済学に「現在バイアス」という言葉があります。
人は「将来の大きな利益」よりも「目の前の小さな快楽」を優先してしまう心理傾向のことです。
子供が100万円をもらってすぐにおもちゃを買うのも、 起業初心者がなけなしのお金で「見栄えのいいホームページ」や「高額な交流会」にお金を払うのも、 根っこは同じです。
「〇〇が欲しい」「〇〇したい」という『願望』でお金を使っている からです。
ビジネスでお金を増やす人は、「願望」でお金を使いません。
「この5万円を使ったら、どうやって回収できるか?」という『計算』 でお金を使います。
僕が本を買うのは、読書が好きだからじゃありません(好きですけど)。
その知識を使えば、本の代金以上に稼げると分かっているからです。
僕が機材を買うのは、メカが好きだからじゃありません。
映像のクオリティを上げれば、商品の単価を上げられると知っているからです。
「貯金もなかった」「カードも作れなかった」 そんな僕だからこそ断言できます。
お金がないことは、言い訳になりません。
むしろ、お金がないからこそ、「無駄なもの(願望)」にお金を使えなくなり、本当に必要な「種」だけに集中できる。
界隈で「〇〇万売上ました!」とマウントを取っている人を見ても、焦る必要はありません。
「へー、すごいですね」と心の中で思っておけばいいんです。
どーせ1,2年くらいで消えるマーケティングを実施しているので。
「お菓子」か「種」か
話を戻しましょう!
子供にお金を渡すと、一瞬で「ゴミ(お菓子の袋)」になります。
では、今のあなたに5万円を渡したら、何になりますか?
もし、「美味しいものを食べる」とか「欲しかった服を買う」と答えたなら、残念ながらあなたのビジネスセンスはまだ小学生レベルです。
これがたまにの贅沢であれば、まぁいいかもしれませんが、生活水準を上げることはオススメしません。
お金は、単なる交換チケットじゃありません。
「未来を育てるための種(肥料)」だと思ってください。
種を自分で食べてしまえば、一瞬はお腹が満たされます。
でも、翌年の収穫はゼロです。
賢い農夫は、空腹を我慢してでも種を畑に撒きます。
僕がやったことに、トリックなんかないです。
- 「願望」でお金を使わない(見栄を張らない)
- 「計算」でお金を使う(5万円を回収する動きをする)
- 得た利益を自分で食べず、次の種(知識・機材など)に変える この地味な作業を、床に本を積み上げながら、20年間繰り返してきただけです。
いつまでも子供みたいに「欲しいもの」にお金を使ってないで、そろそろ「増えるもの」にお金を使ってみてください。
まずは手元の1万円からでいい。
その1万円分で本買ってみてください。
そこらの「ウンチャラ講座〇〇十万円!」なんかよりはるかに学べますから。
で買った本が、あなたの未来をどう変えるか。
いきなり高額なものを買う必要はありません。
「今の財布に入っている金額で買える、仕事の役に立つもの」を一つ買ってみてください。
- 中古のビジネス書を一冊買う(数百円)。
- 作業効率が上がる有料アプリを入れる(千円)。
- 100均でホワイトボードを買って思考整理する(百円)。
そして重要なのは、「買ったからには、元を取るまで使い倒す」こと。
本を読んだらブログに書く。
アプリを入れたら時間を短縮して別の作業をする。
起業家とは「100万円」「1000万円」稼げる人のことを言うんじゃありません。
それならお医者さんやキーエンスの人も起業家です。
「1万円を1万1円にすることができる」人が起業家です。
1万円を1万1円に変えてみてください。
難しいですよ。
【おまけ】 ▼当時は、こんな画質の悪い動画で派手な演出もなし。
それでも自動で28万円の商品を販売することができました。
とーる|行動経済アナリスト
