ペルソナ設定、間違えてませんか?

どーもとーるです!
「ペルソナ設定、やってますか?」
SNSビジネスを始めると、必ずと言っていいほど、この話が出てきます。
年齢、性別、職業、悩み、インスタの使い方……。
テンプレートを埋めるように、「ターゲット像」を作っていく。
でも、一つ聞いていいですか。
そのペルソナ、誰のために作っていますか?
多くの人がやるペルソナ設定の正体
多くの人がやるペルソナ設定は、実は「販売目的」です。
「この属性の人に売れるか」
「この悩みを持っている人は、どこにいるか」
「この人が欲しがる言葉は何か」
これ自体は、間違いではありません。
でも、このペルソナ設定には、致命的な欠点があります。
「売る」ことが、ゴールになっているんです。
売れたら終わり。
次のターゲットを探す。
また売る。
この繰り返しで、何が起きるか。
「集客に追われ続ける状態」が、永遠に続きます。
顧客との関係が「取引」で終わっているので、リピートも紹介も生まれにくい。
毎月、ゼロからスタートするような感覚に陥ります。
これは、前回話したKSF(重要成功要因)の問題でもあります。
(KSFについては #90 で詳しく書いています)
販売目的のペルソナ設定は、「集客できる」かもしれない。
でも、「事業が続く」設計には、なっていないんです。
長く続くペルソナ設定とは?
では、長く続くペルソナ設定とは何か。
一つ、やってみてほしいことがあります。
「その人から届いた、感謝のお手紙」を書いてみてください。
もちろん、架空の話です。
なので、これからビジネスを始める方でも、できます。
あなたのサービスを受けた理想の顧客が、半年後・1年後に、あなたへ書いてくれた手紙。
その手紙の中に、何が書かれているか。
- あなたの人柄について
- サービスの良かったところ
- 対応の丁寧さについて
- 自分の悩みが、どう変わったか
- 今の自分は、どうなっているか
テンプレートを埋める作業では、ありません。
その人の言葉で、具体的に書いてみるんです。
手紙の例
イメージが湧きやすいように、一例を書いてみます。
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とーるさんへ
半年前、私はSNSをやっているのに全然売れなくて、毎月不安で、夜も眠れないような日々を送っていました。
何かが間違っているのは分かるのに、何を直せばいいのか、全く分からなかった。
とーるさんのコンサルを受けて一番変わったのは、「何をすればいいかが分かった」ことです。
それまでは投稿を頑張っていましたが、何が正解なのか分からず、ただ疲れるだけでした。
とーるさんはいつも、「今のあなたに必要なのは、これだけです」と言ってくれました。
余計なことを全部切り落として、本当に大事なことだけを教えてくれた。
おかげで、迷わなくなりました。
そして私が落ち込んでいるときも、否定するのではなく「なぜうまくいかないのか」を一緒に考えてくれました。
その姿勢が、私が諦めなかった一番の理由だと思っています。
今は、毎月安定して、お客さんが来てくれるようになりました。
以前は「誰かに選んでもらえるのかな」という不安が常にありましたが、今は「次はこうしよう」という楽しさに変わっています。
本当に、ありがとうございました。
〇〇より
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どうでしょうか。
「恥ずかしい💦」と思うかもしれませんが、誰かに見せるものじゃないです。
だったら、いま例で書いた僕の方が、よっぽど恥ずかしいです(笑)
この手紙を読んで、何が見えてきますか?
「何をすればいいか明確だった」
→ 情報を渡すだけでなく、次の行動を具体的に示していたはずです。
「一緒に考えてくれた」
→ 一方的に教えるのではなく、対話を大切にしていたはずです。
「迷わなくなった」
→ 余計な情報を削ぎ落として、シンプルに伝えていたはずです。
手紙の一行一行が、あなたが「何をすべきか」を、逆算で教えてくれます。
これが書けないうちは、満足度の再現性が作れない
ここが、本当に大事な話です。
この手紙が書けないうちは、商品が売れても、顧客満足度の再現性が作れません。
一度は良い結果が出ても、次の顧客に同じ体験を届けられるかが、分からない。
なぜなら、「何が相手にとって価値だったのか」を、言語化できていないからです。
たまたま合う顧客には、刺さる。
でも、再現できない。
クレームが来たとき、何を直せばいいか分からない。
口コミが生まれない。
紹介が続かない。
これが、ペルソナを「販売目的」でしか作っていない人の限界です。
感謝の手紙を書くことで、「自分が届けたい体験」が言語化されます。
それが、再現性の出発点になります。
お手紙が「北極星」になる
手紙が書けると、発信・サービス・対応のすべてに、方向性が生まれます。
「親身になって考えてくれた」と書かれているなら——
DM返信は丁寧にできているか。
個別相談で、相手の言葉をちゃんと聞けているか。
「何をすればいいか、いつも明確だった」と書かれているなら——
コンテンツを出すだけでなく、「次にこれをやってください」と、具体的に伝えているか。
「自分に自信が持てるようになった」と書かれているなら——
情報を提供するだけでなく、相手の自己効力感を育てているか。
手紙の言葉が、あなたの「やるべきこと」を教えてくれます。
販売目的のペルソナとの決定的な違い
販売目的のペルソナは、「どんな人に売れるか」という問いから始まります。
感謝のお手紙から作るペルソナは、「どんな変化を届けたいか」という問いから始まります。
この出発点の違いが、1年後・3年後に、大きな差を生みます。
販売目的のペルソナで動くと、常に「次の顧客を探す」モードになります。
感謝のお手紙から逆算して動くと、「今いる顧客を、どう変化させるか」にフォーカスが向きます。
結果として——
リピートが生まれる。
紹介が生まれる。
「あの人に相談してみて」という口コミが生まれる。
これが、KSF(事業が続く仕組み)と、まっすぐ直結します。
やってみてほしいこと
今日、一つだけ、お願いがあります。
理想の顧客から届いた感謝のお手紙を、実際に書いてみてください。
箇条書きでも構いません。
A4一枚でも構いません。
そこに書かれた言葉が、あなたの「やるべきこと」を教えてくれます。
発信の方向性。
サービスの設計。
対応の仕方。
コンテンツのテーマ。
全部、その手紙の中に、あります。
ペルソナ設定は、「誰に売るか」を決める作業ではありません。
「どんな変化を届けたいか」を、明確にする作業です。
その順番が変わるだけで、ビジネスの設計が、根本から変わります。
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P.S.
「あなたが届けたい変化」を言語化していくワークは、メルマガ『3-2-1ラボ』でも深掘りしています。気が向いたら、覗いてみてください。
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とーる|猫好きの行動経済アナリスト



