コラム#48マーケティング

SNS起業の成否を分ける「言語化」の極意

どーも、とーるです!

突然ですが SNSで個人ビジネスを始めたばかりの時、 一番ぶつかる壁 って何だと思いますか?

集客?

商品設計?

いえ、実は「発信が続かないこと」、もっと言えば「 何を書いていいか分からず、真っ白な画面の前でフリーズしてしまうこと 」だと思います。

先日、世界的なクリエイターであるダン・クーイ(Dan Koe)さんの 「知的で流暢に自分を表現する方法」 についての投稿が大きな反響を呼んでいました。

※まだの方は、まずはこちらの前編記事から読んでみてください!

➔ note:なぜ僕たちは、よく分からない話に「すごそう…」と感じてしまうのか?

「知的さ」は才能ではなく、戦略的に作れるというマインドセットについてお話ししています。

今回は、その完結編として、SNS起業家や個人ビジネス初心者の方が、 「具体的にどうやって読者の脳を動かす文章を組み立てればいいのか?」 という核心部分を、行動経済学の視点を交えて翻訳・解説していきます!

  • 「何を書けばいい?」の正体は、パーツ不足 ダン・クーイ氏は、文章を書くことを「アイデアのレゴ(Lego)」を組み立てる作業だと表現しています 。

フレームワークがあっても書けないのは、はめ込む「ブロック」を持っていないからなんです 。

特にビジネス初心者の方は、「すごいことを言わなきゃ」と自分にプレッシャーをかけがちですが、実は思考は予測可能な形(ブロック)で構成されています 。

これを行動経済学的に言うと、 「認知負荷」の軽減 です。

ゼロから言葉をひねり出すのではなく、既存のパーツを組み合わせることで、書く側の脳の負担も、読む側の脳の負担も劇的に減らすことができます。

  • 読者の心を動かす「8つのレゴブロック」 ダンさんが実際にアウトラインを作る際にサイクルさせている、8つのパーツを紹介します 。

これらはビジネスの成約率(CVR)を高める心理トリガーそのものです。

① 痛み(Pain point) 書くことが思い浮かばない時は、まず関連する 「悩み」から書き始める と、アイデアが流れ出します 。

損失回避性 人は「得すること」より「失うこと(痛み)」に2倍以上強く反応します。

SNS起業において、ターゲットの悩みに寄り添うのは鉄則中の鉄則ですね。

② 具体例(Example) 一度書き始めたら、 どこにでも例え を放り込みます。

これが話を地に足の着いたものにします 。

脳は「思い出しやすい情報」を重要だと判断します。

具体的な事例があるだけで、読者は「これは自分に関係があることだ」と直感的に理解します。

③ 個人的なストーリー(Personal story) 書いているトピックに関連する、 自分の人生の一場面 を思い出してみてください 。

これは文章のどこにでも入れられます 。

人は理屈ではなく感情で動きます。

あなたの失敗談や成功体験は、ユーザーとの強力な「信頼関係」を築く最強のコンテンツになります。

④ 統計データ(Statistic) 主張に権威を加えるために、 真実味のある統計データ をリサーチして含めます 。

数字やデータという客観的な裏付けがあるだけで、専門家としての信頼度(エビデンス)が一気に跳ね上がります。

⑤ メタファー(Metaphor) 複雑なアイデアを、まるで 子供に話すように別の何かに例えて 説明します 。

理解しやすい情報ほど、人はそれを「真実だ」と信じやすくなります。

「難しいことを難しく語る」のは初心者。

「難しいことを例え話で簡単に語る」のがコツです。

僕の場合、身近なモノを用いて、たとえ話をする場合が多いです。

例えば「野球」「料理」「ドラえもん」「ドラクエ(ゲーム)」「ポケモン(ゲーム)」が多いですが、これが定着してくると、ユーザーにとっても僕を印象づけるための“ブランディング”にもなります。

⑥ 引用(Quote) 自分の 主張を正当化してくれる引用 を含めます。

優れたアイデアを手軽に借りることができます 。

「あの有名人もこう言っている」という事実は、あなたの主張に強力なバックアップを与えてくれます。

⑦リフレーム(Reframe) 今議論したポイントについて、 異なる視点(捉え直し) を提示します 。

情報の「切り取り方」を変えるだけで、ユーザーの受け取り方はガラリと変わります。

既存の常識を覆す視点は、SNSで「認知・興味」を生む鍵になります。

⑧ 問いかけ(What, How, Why) 万策尽きたら、シンプルに 「何が?」「どうやって?」「なぜ? 」と自分に問いかけてみてください。

思考とは質問することそのものだからです 。

  • 起業家としての「脳」を再構築する ダンさんは、これらのレゴを回すことが習慣になれば、あなたの思考プロセスそのものが再構築(リワイアリング)されると言っています 。

SNS起業において、「何を書こうか……」と悩む時間は、サンクコスト(埋没費用)になりがちです。

だからこそ、この「型(レゴブロック)」を自分の中に入れてみてください。

「一度コツを掴めば、それは第二の天性になる」 まずは、今日のSNS投稿で、「①悩み → ③自分の体験談 → ⑤例え話」の3つのレゴを組み合わせてみみてください。

これだけで、あなたの発信は、 ユーザーにとっての「ただの日記」から「価値あるコンテンツ」 へと激変するはずです。

なんつて

とーる|行動経済アナリスト