「やっていい失敗」と「やっちゃダメな失敗」
どーも!
とーるです!
前回は、「頑張ってるのに結果が出ない努力=素振り」だという話をしました。
まだ見てないぜ、という方は是非こちらから読んでみてください‼ ↓↓ #22:「失敗は成功を生む」という大誤解 あれは多くの人に刺さったんじゃないでしょうか。
実は僕自身も、昔は見事に“素振りコレクター”でした。
やってる感に酔いしれてたタイプです。
でも、安心してください。
素振りを卒業するのに才能はいりません。
必要なのは、 “どんな失敗を選ぶか”という判断基準 だけなんです。
- ・というお話は今回していきたいと思います。
リスクとリターンの関係を知らないと、努力は報われない
何か新しいことに挑戦するとき、僕たちは必ず「リスク」と「リターン」を天秤にかけてて行動を決断します。
でも、これを感覚だけで判断すると、だいたい間違えます。
多くの人は “リスクを大げさに見積もって” “リターンを過小評価する” からです。
その結果、挑戦しない。
もしくは、リスクの割にリターンが低いことばかりに時間を使ってしまう。
だからこそ今回は、あなたの努力を「正しい失敗」に変えるための方法をお伝えしていきます。
それが── 『リスク×リターンの4象限マップ』 です。
リスク×リターンの4つのゾーン
リスク(危険度)とリターン(見返り)を縦と横に並べると、努力のタイプは大きく4つに分けられます。
① ローリスク × ローリターン(安心ゾーン)※マップ左下 安全です。
失敗してもダメージは少ない。
だけど、得られる成果も少ない。
典型例は 「上司から文句を言われるが、安定収入の保証があるサラリーマン」 「自分の時間を使った分が稼げるアルバイトやパートを続けていく」 「同じやり方でSNSを更新し続ける」。
安心はするけど、人生は変わりません。
いわば “ぬるま湯ゾーン” 。
② ハイリスク × ハイリターン(ギャンブルゾーン)※マップ右上 一発当たればデカい。
でも、失敗したら痛い。
投資系で言えば“全財産ぶっこみ系”。
人生で言えば、「仕事を辞めて、勢いで起業!」みたいなやつ。
もちろん否定はしませんが、成功確率は低い。
初心者がここに全力で突っ込むのは危険です。
そもそも投資というのは、出資する時間・労力・資金に余剰がある人が行い、たとえダメであっても、次またなにかをチャレンジできることをいいます。
投資をして失敗したら、借金まみれ・家庭崩壊というような“ほぼ人生終了”なことは、ここのゾーンに位置し、それを世間一般的には“ギャンブル(博打)”といいます。
③ハイリスク × ローリターン(地獄ゾーン)※マップ左上 これは絶対NG。
たとえば、飲食店を経験ゼロで開業して、借金を背負う。
リスクは高いのに、見返りが少ない。
詐欺的な情報商材もだいたいこのゾーンです。
要注意。
不動産知識のない人や株知識、ビジネス知識や経験がないいわば“初心者”を狙った高額チャレンジもこの位置に属します。
一時的に“高額”を稼ぐ「ビギナーズラック」はあっても、それを何年も継続していくことはほぼ不可能です。
④ローリスク × ハイリターン(宝探しゾーン)※マップ左上 これが、狙うべきゾーンです。
リスクは低いのに、試してみることで大きな学びやチャンスが得られる。
やってみないと分からないけど、失敗してもダメージが少ない。
とりあえずSNSで発信してみる、新しいコミュニティに参加してみる、試しに動画を撮ってみる──これらは全部“宝探しゾーン”です。
まさに「正しい失敗」が起きる場所です。
いい結果が得られなくても人生までも影響することはありませんし、他の誰かが迷惑を被るわけでもありません。
リスクを“紙に書く”だけで、行動は変わる
人は、頭の中で考えているリスクを実際よりも大きく感じます。
でも、紙に書くと「あれ? こんなもん?」って冷静になれるんです。
たとえば、SNSで発信したいけど怖い人がいるとしましょう。
【最悪のリスク】
- 誰にも見られない
- 少し恥ずかしい
- 知人、友人にバレるかも。
【リターン】
- 自分の考えが届く
- 新しいつながりができる。
- 仕事につながるかもしれない。
こうやって書き出すと、失敗しても痛くないことが分かります。
むしろ「やらないほうが損」だと気づくはずです。
正しい失敗は“確かめないと分からない”
ポイントは、「やってみないと分からない」ということ。
頭の中でいくら考えても、実際にやってみないと現実は分かりません。
それなのに、多くの人は「考えすぎて動かない」。
考えても答えが出ないものは、行動しない限り永遠に不明です。
だったら試したほうが早い。
しかも、リスクが低いなら尚更です。
試す→失敗する→修正する。
このループこそが、正しい失敗のサイクルです。
成功する人は「右下」を量産している
このマップで言うと、狙うべきは右下「ローリスク×ハイリターンゾーン」。
このゾーンでの挑戦をどれだけ積み重ねられるかで、成長スピードは決まります。
成功者がよく「とりあえずやってみる」と言うのは、無謀だからではなく、このゾーンを理解しているからです。
失敗しても痛くない。
だから動ける。
動けばデータが集まる。
データがあれば、次が当たる。
そうやって確率が上がっていくんです。
逆に、やってはいけない挑戦
ハイリスク×ローリターン※マップ左上。
これだけは避けてください。
つまり、「失敗したら人生が詰むのに、得られるものが少ない行動」。
例を挙げるなら──
- いきなり借金してビジネスを始める。
- 大量に在庫を抱える。
- スキルなしで高額案件に手を出す。
どれも最初の一歩としては危険すぎます。
最初のうちは、“右下ゾーン”で小さく数を打つこと。
これが鉄則です。
挑戦をマッピングしてみる
紙でもスマホでもOKです。
次の4つを書いてみてください。
- 今やろうと思っていること(または、やっていること)
- その行動のリスク(最悪どうなる?)
- 得られるリターン(成功したらどうなる?)
- その行動は、4象限のどこに入る?
右下(ローリスク×ハイリターン)に入る行動が多いほど、あなたは“正しい失敗”を積み重ねられています。
もし左上(ハイリスク×ローリターン)が多いなら……すぐにストップです。
小さな失敗を積み上げれば、大きな成果になる
正しい失敗とは、「次の改善に必要なデータを得るための行動」です。
つまり、行動しない限りそのデータは得られません。
人は完璧な成功を求めがちですが、実際に成功している人ほど“失敗回数”が多い。
ただし、その失敗は全部「右下ゾーン」で起きています。
だからダメージが少なく、改善が早い。
あなたが今すべきなのは、勇気を出して大勝負することじゃありません。
小さく試して、小さく失敗すること。
これが、最短で成功に近づく唯一の道です。
大きく勝つ人ほど、小さく転ぶ回数が多い。
そしてその転び方を“設計”している。
それが「正しい失敗」を積み重ねるということです。
さあ、あなたも今日から“右下ゾーン”を意識して行動してみましょ この話ですが、4,5回にわけで書く予定です。
続きが書き終えたらこちらにもリンクを貼っていきますね。
とーる
とーる|行動経済アナリスト
