コラム#14マーケティング

「燃え尽きる売上」と「続けられる売上」

どーも とーるです!

さてさてさーーーて 今回は「継続できる売上と、燃え尽きる売上の違い」についてお話します。

同じ売上高でも、実はメンタルとモチベーションへの影響が全然違う って、知ってましたか?

中身のちがい

たとえば、1年間で120万円の売上があったとします。

でも、その内訳が極端にいうと・・・ Aさん:1ヶ月目にドカンと60万円。

あとは30万円→20万円→10万円→ゼロ…… Bさん:毎月10万円をコツコツ継続。

ずっと一定ペース。

どっちも120万円。

でも、どちらが“続けられそう”ですか?

どちらが、ストレスが少なそうですか?

言うまでもなく、Bさんだと思います。

高額売上は、“プレッシャー”になる

これは僕の実体験でもあるんですけど、 初期に思いがけず高額売上が出たとき── めちゃくちゃうれしかった反面、こう思ったんですよ。

「これ、次回どうやって超えよう?」 「またやらなきゃいけないの?」 「次に失敗したら、“あの人失速したよね”って言われそう……」 つまり、高く売れた経験が“足かせ”になったんです。

その後、商品を出すたびに怖くなって、慎重になって、 チャレンジできなくなる。

売上って、心の中で “基準値” をつくっちゃうんですよね。

行動経済学でいうと「アンカリング効果」に近いです。

最初に提示された数字(=自分の最高月商など)が基準になって、 それを下回ると“失敗”に感じてしまう。

でも、冷静に考えてみてください。

月10万円の利益って、すごくないですか?

普通に生きてたら、毎月10万円の副収入なんて夢のような話です。

僕は開業して一番最初の売上は『55,000円』でした。

※モニターのLINE構築 それだけでも超超超嬉しかったの覚えていますし、 今でのその成約までのシーンは鮮明に覚えています。

なんていえばいいんだろう。

『やっとビジネススタートしたんだ!』 『会社という看板なしに、自分にお金を払ってくれる人がいた!』 みたいな感じです。

ビジネスを“自己否定装置”にしないために

売上が出れば出るほど、自分に対する期待値も上がっていきます。

でもそのせいで、ちょっと下がっただけで 「ダメだ、自分はもう終わった」みたいな思考に陥る人がめちゃくちゃ多い。

これ、 ほんとに危険 です。

実際、テレビやネットでも 「え?あの人、あんなに稼いでたのに……」という悲しいニュース、見かけませんか?

売れている有名人やインフルエンサーが、突然自ら命を絶ってしまう。

「なんで?順調そうだったのに」と思うかもしれませんが、実は“だから”なんです。

稼いでるように見える。

他人からの期待が大きくなる。

それが逆に“重荷”になるんです。

先月より売上が落ちた。

少し伸び悩んだ。

その瞬間、「あの人、もうオワコンなんじゃ?」と見られる。

そんな空気にさらされると、 「このままじゃ恥をかく」「全部終わるくらいなら…」と、人生をぐちゃぐちゃにしてしまう方向へと気持ちが傾いてしまう。

これは決して、他人事ではないんです。

一時的な売上って“成功”に見えるけど、 じつは「あとが続かない設計」になっていることってよくあります。

  • 全部が自分のリソース頼み
  • 常に新しい告知やキャンペーンが必要
  • ファネルがなく、ゼロから構築しなおし これだと、“勝っても疲れる”だけなんですよね。

だからこそ必要なのは、 「売上を出す設計」じゃなくて「続けられる設計」。

そして、それは“高額”じゃなくてもいいんです。

続けられる人には“安心”がある

僕がいま、一番大事にしているのは“安心できるビジネス”です。

  • 少しずつでも売上が続いている
  • 販売のサイクルが整っている
  • 提供できる価値が明確
  • 無理せず、ちゃんと休める これって、「売上が多い少ない」より、ずっと大事なことです。

安心できると、人は 挑戦 できます。

安心できると、人に 優しく なれます。

安心できると、自分の 土台 が整います。

その結果、売上もまた自然と安定していく、そういう循環が生まれていくんです。

あなたにとっての、ちょうどいいは?

SNSで「売上○○万」とか「1日で□□件」みたいな投稿を見かけるたびに、 焦ったり、自分を責めたくなる気持ち、すごくわかります。

優良誤認表示の場合は論外です。

でも、あなたにはあなたの“ちょうどいいペース”があります。

  • 焦らず
  • 崩さず
  • 自分を壊さず ちゃんと積み上げていける道を、選んでください。

売上の“量”より“設計”を大事にしよう

ということで、今回のまとめーーーー

  • 高額売上はプレッシャーや自己否定につながることもある
  • 同じ金額でも「続く仕組み」かどうかでメンタルがまったく違う
  • 焦らず、壊さず、継続できるペースを持つことが、ビジネスを楽しむ鍵 “稼ぐ”って、実は「自分をどう扱うか」という深いテーマでもあると思ってます。

僕のやってきたこと、失敗したことを交えながら今後もお話していこうと思います。

それでは、また次回のコラムでお会いしましょう。

とーる|行動経済アナリスト